翠星石の想いと蒼星石の鋏と水銀燈の…？

葉月のL胸化しちゃいました♪





『････････････大きいですぅ。』

『ダメ人間･･･翠星石の胸もコイツみたいにちょいと大きくしやがれ･･･です。』



無理ですよ･･･

つくりが違いますから･･･　(-"-;A







『･･････役立たず･･･ですぅ。』







もんもんもんもん・・・








『････やっぱり･･･』

『やっぱり、納得できねーですぅ･･･』





『決めたです･･･この際、真紅と白黒はっきりさせるためにも、』

『有り余ってやがる水銀燈に言って、半分分けてもらうです。』










びゅぉおぉ～っ



『キャッ･･･///』




『キャッ///･･･じゃないわよ･･･』

『･･･聞いてたわよ、誰が･･･有り余ってる･･･わよ？』

『毎度毎度、よくそんな馬鹿なことに熱中できるわねぇ･･･』








『水銀燈･･････』



『ちょうど良かったです･･･呼ぶ手間が省けたです･･･』

『お前に頼みがあるです･･･』

『少しは、妹のためにもなるですよ。』

『今すぐ、その胸にあるコブを翠星石によこすですー。』









『こっ･･･コブって･･･////』





『･･･････しっ･･･失礼ねぇ･･･』

『これは・・・お父さまから頂いた･･･大事なもの///･･･よ。』

『貴女風情がコブ呼ばわりしていいものじゃないわ。』








『？？？？？』


『お父さまから頂いた･･･大事なもの？』

『大きくなるとできる、ドレスを着るための引っ掛けコブじゃねーのですか？』







『あ…あ･･･あたりまえじゃないのっ!!』

『引っ掛けコブって･･･ラクダじゃあるまいし、馬鹿なこといわないでよっ!』

『だから、貴女たちは、いつになってもお子さまなのよぉ。』

『いい･･･これは、アリスになるためにも、とっても大切なものよ。』









チラッ・・・



『あら･･･貴女は、お父さまから貧相なものしか、頂いてなかったみたいねぇ･･･』

『･････････残念ねぇ～･･･』









『･･･貧相･･･ちょっとムカつくですけど、そうかもしれんです･･･』

『アリスになるには･･･その大きいの･･･が、必要なのですか？』









『ﾌﾝ･･･当り前じゃないのぉ～♪』



『いい？･･･』

『アリスって、永遠で究極な至高の少女なのよぉ～』

『当然、スタイルだって、抜群じゃないとなれないに決まってるじゃなぁい♪』

『おわかりかしら？･･･永遠、お子さまの翠星石さぁん？』








『ﾌｰﾝ･･･そうだったですか･･･』

『･････････なら･･･尚更、そのコブをよこすですぅ･･･』










ぎくっ・・・



『なんですって･･･？』






『ア･･･アブナイわね･･･』

『翠星石･･･････貴女･･･目が据わってきてるわよ。』

『だいたい、そんな簡単に分けられるもんじゃないわ。』







『んふふふふ♪』



じゃぁーん☆



『大丈夫ですよ･･･スパッっていくように、蒼星石から鋏も借りてきたです♪』











たじっ・・・




『まっ･･･待ちなさいよ･･･』

『切れないから･･･ぜ～ったいに切れないからぁ･･･』

『冷静におなりなさい･･･そんなこと･･･無理にきまってるでしょぉ。』





『それに、どうして貴女が蒼星石の鋏なんて持ってるのよ？』









『そう？･･･翠星石がどうしても貸してくれっていうから･･･』

『･･･なんなら、僕がやってもいいんだけど･･･』







『蒼星石･･･それに、真紅も･･･』




『貴女たちもグルだったの？』








『グル・・・だなんて、言葉が汚いわよ、水銀燈』

『そんなわけあるはずがないでしょう？』

『翠星石の行動が変だったから、あとをつけてただけなのだわ。』

『でも・・・ひとりだけ、お父さまにそんなものを頂いてるなんて・・・』

『公平を期するアリスゲームに、不公平なのは、いけないことよ。』






『ねぇ？、水銀燈♪』









『し･･･知らないわよ･･･そんなこと･･･』

『わたしが付けてくれなんて頼んだわけじゃないわぁ･･･』



『文句があるなら、直接、お父さまに言えばいいじゃないのぉ。』









『そんなことをしなくても、きっとお父さまなら分かって下さるのだわ。』

『・・・・・・みんな公平に・・・ってね。』











『・・・・・・・・・うそよ。』











グイッ・・・



『ちょっ･･･ちょっとぉ～、は、離しなさいよっ!』





『真紅･･･いっそのこと、羽もとっちゃいます？』

『水銀燈にしか生えてねーですから、こいつも不公平ですし、』

『今まで、とっても邪魔だったのですーぅ。』









『そうね･･･それは、とても良い考えだと思うわ、翠星石。』









『やめなさい･･･やめないと、いいかげん怒るわよ・・・』

『おばか･･･さん･･･？』









ニーッ♪・・・



『・・・・・・・・・・・・ヒィ・・・』








『心配しなくても大丈夫よぉ、水銀燈☆』

『蒼星石が切ったあとは、この真紅が、』

『下僕から借りた、このヤスリで、きちんと、綺麗にしてあげる☆』

『・・・のだわ♪』







『やだ･･･そんなもので削られたら・・・アリスになれなくなっちゃう･･･』

『真紅･･･やめ･･･やめなさい･･･お願い･･･よぉ･･･』







『じゃあ、いくよ、水銀燈☆』







スパァーッ!!






『いやぁーっ!!』




ガバッ!!・・・






『はぁはぁはぁはぁ・・・・・・』




『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゆめ？』










『・・・・・・・・・・・・まったく・・・なんて、恐ろしい夢なのよぉ・・・・』













『・・・・・・・水銀燈おねえ・・・さま？』