◆YJローゼンメイデン第55話◆

※ネタばれ注意です







ラスボス？

「お父さま」になったつもりの鳥海クン登場です。





アリス･･･「至高の少女」にするために、
お父さまになって、僕が薔薇乙女を


「作り直す」･･･だなんて･･･



相変わらずの勘違いぶりに脱帽です。




【ツクル】というのは、

【カタチ】だけじゃないのに･･･





【カタチ】は、あくまで出来上がったモノでしかないのです。

鳥海クンが行っているのは、製造･･･
出来上がるモノへの気持ちなんか一切入ってなくて、
自分が「ツクリタイ」という欲求を満足させることでしかない･･･



自分勝手な気持ちの「押し売り」



だから、出来たモノが少しでもヘンだと平気で壊すことができるのです。

どんなに優秀な技術を持って、素敵な人形を作ることができても･･･
どんなに不思議な能力を持って、人形を人間のように変えることができても･･･

製造者は、「お父さま」になんて、絶対になれない･･･

モノを見栄えだけでしか理解できない者に、
「至高の少女」なんて理解ができるはずがないのだから･･･



めぐも雪華綺晶も、それを本当は知っているから、
お互いがお互いを補足しあって一つになろうとしてる･･･



でも･･･それは、足りないものを補っているだけのこと･･･
「カタチ」は「カタチ」であるだけ･･･

ココロの隙間を埋めることはないのです。






もともと、人形は人の依り処として作られた存在で、
作られた後から、その想いが人形に入っていくのですけど、
人は、一生をかけて想いを積み重ねて、自分自身を作っていくのです。


薔薇乙女は、「お父さま」の想いを初めから背負って生まれてきた特別な人形･･･



でも、一つの想いは7つに分かれ、戦うことを運命づけられて、
「至高の少女」アリスになるためのアリスゲームをするのです。



互いが互いを傷つけあって、勝者が敗者を飲み込んで、
一番強い子が「お父さま」のお望みな「至高の少女」･･･




本当に･･･？




ヒトは長い人生の間に沢山の他人と遭い、沢山の経験をつんで成長をします。

それは･･･自分と他人との気持ちの衝突･･･です。






･･･生きることって、戦うことでしょう？･･･





7つに分かれた小さな気持ちのカケラたちが、
やがて成長した7つの大きな想いになればいいですよね。







本当の「作り手」は、

「カタチ」に想いを紡ぎ大きくしていくのだと思います･･･














『････････』




『読むべきか、読まないべきか、それが問題なのですぅ。』






ハムレット？　(￣ー￣；　





『おっ･･･お前は読んだのですか？』






読みましたよ。






『それで･･･どうだったのです？』






だから、鳥海クンが登場って･･･






『そうじゃなくて、その･･･』

『翆星石がどうなったか？ってことですぅ。』






言っていいの？








『････････』

『やめておくですぅ･･･』








･･･きっと大丈夫ですよ。　(*^.^*)　










『･･･』





『嘘ついたら、お前も同じ目にあわせてやるです。』










･･･････　(ﾟｰﾟ;lll) 　



ぜったい、言えない･･･　(＞＜lll)

早く助けてあげて、Wジュン･･･　　(Ｔ▽Ｔ;)　




：：：：：　追記　：：：：：

拍手、ありがとうございます。