ドルパの残り香*ﾟ ゜ﾟ*☆

今日は、ずっと延び延びになってしまっていたお話の続き･･･ﾃﾞｽ。


いままでのお話はコチラ♪

★ドルパ２５一日前★
ドルパ２５の回想★その1★
ドルパ２５の回想★その2★
ドルパ２５の回想★その3★
ドルパ２５の回想★その4★
ドルパ２５の回想★その5★
ドルパ２５の回想★その6★
ドルパ２５の回想★その7★








『･･･真紅･･･これはどういうことですか･･･？』









『･･･なにかしら？』









『どうして、みんな集まってきてるのか聞いてるのですっ!』









『あら、だって貴女が素直になるお手本を見せてくれるっていうから、』

『わざわざホーリエにいって、みんなを呼んだのだわ。』

『わたしだけが見るんじゃ、観客が少なくて寂しいでしょう？』










『･･･････････////』



『･･･だっ･･･誰が寂しいなんて･･･』

『そんなこというわけがねーの知ってるくせに、』

『相変わらずやることが厭味なのですぅ。』







『？･･･なにか言ったかしら？』

『貴女の気に障ったのなら、今すぐ解散しても構わないのだわ。』



『ｸｽ･･･無理は、百害あって一理なしよ、翠星石？』










『ﾑｶﾑｶﾑｶ･･･なにをいまさら･･･』



『じょ･･･じょっ･･･上等ですっ!!』

『こんなのゼンゼン無理なんかじゃないですし、』

『ダメ人間に無理なんてもったいなさ過ぎですぅ･･･』

『ﾌｯ･･･ふっ普通のことですからぁ、なぁんも問題ないです～ぅ。』








『そう･･･良かった。』






（ちっとも、良くねーですよ、お馬鹿真紅!!）









『ねぇー、そんなことはどーでもいいんだけど･･･』

『わたしも、そんなにヒマじゃないんだからぁ、』

『早くさっさと見せてくれないかしらぁ。』





（･･･水銀燈）


『そっ、そうですかぁ？』

『残念なのですぅ、いつも憎まれ口しかできないお前にとって、』

『とっても、とっても知りたいコツですのにねぇ･･･』

『ほぉんと、見せてやりたいのはヤマヤマですけどぉ･･･』

『でも、忙しいんじゃ仕方ないですぅ。』

『水銀燈、もう向こうに行っていいですよ♪』

『さっさと自分の暗いねぐらに帰るです。』








『この･･･下出にでてあげれば、言いたい放題言って･･･』

『なんなら、先週のYJで蒼星石の言ったことをここでばらしたっていいのよぉ～？』









『？？？･･･それは、いったいなんのことですか？』





『ななななっ、なんでもないよ///』

『水銀燈ってば、なにを言ってるのかなぁー。』

『きっと、忙しくっていらついてるだけだよね？』



『あ･･･あのさ、忙しいなら僕が手伝ってあげるから、』

『翠星石の邪魔をしないで帰らないかい？』





『嫌よ･･･』

『こんなに面白そうな見世物、滅多に見られないんだから･･･』






『･･･････もう･･･』

『それじゃ、ここで原作の話は持ち出さないで欲しいんだけど･･･』





『･･･』

『ﾌﾝ･･･悪かったわ･･･』




『よく分からない話だけど、どうやらまとまったみたいね。』

『さぁ、これで、もう貴女の邪魔をする子はいないのだわ。』

『遠慮しないでやって頂戴、翠星石。』










『･･････････････』

（遠慮なんて最初からした覚えはないですぅ･･･）









『翠星石？』











『わっ･･･分かってるですっ、邪魔するなです。』

『気･･･気が散るですぅ･･･』








『ダ･･･ダメ人間･･･』







『ちょっと、お待ちなさい、翠星石っ!!』









『なっ･･･なんですか？』







『貴女･･･素直になるのに、』

『たとえ、自分の下僕といえど、ダメ人間呼ばわりをしては駄目よ。』

『きちんと名前を呼ぶべきなのだわ。』








『･････････うぅ･･･』

（･･･イチイチ五月蝿いです。）






『うぅ～じゃないでしょう？』

『雛苺じゃあるまいし、ちゃんと、はいって答えなさい。』
















『････････････はい･･･ですぅ。』









『･･･いい子ね、分かってくれて嬉しいのだわ。』

『･････続きを始めましょう。』






『････････』

『･･････････････あの･･･真紅？』





『なに？』








『えっ･･･とですね･･･』

『イマイチ、ちょーしがでないですから･･･その･･･』




『この靴を抱いて喋ってもいいですか？』






『？？？･･･』

『それで、貴女の気持ちが落ち着くというなら、』

『別に構わないと思うけど･･･』









『ありがと･･･です。』





『･･･････････』



『それじゃ･･･気を取り直して･･･いく･･･です。』










『･････････････』

『･････････････』

『･････････････』

『･････････････』

『･････････････』






ゴクリ･･･







『ﾌﾌﾌﾌﾌ･･･フフフフフ･･･』


『ケケケケケケケ♪』





『どうしたの、翠星石っ?!』




『あまりの緊張感におつむが逝かれちゃったかしらぁ･･･』






『ふぇふぇふぇふぇ～、引っ掛かったですね、このお馬鹿たち♪』


『よくよく考えれば、どうしてこの翠星石が、』

『こんなお馬鹿なダメ人間に』

『アタマを下げなきゃならないのか理解ができないですぅ･･･』

『下僕は下僕らしく、翠星石のために働くのが当たり前のコンコンチキですーっ!!』


『それに、そんな回りくどいことしなくても、この靴は、もう翠星石のものですぅ。』

『それは、このお揃いの二つの靴が物語ってるです。』

『お揃いということは、双子用に買ってきた以外に考えられないですぅ。』

『この中に双子は翠星石と蒼星石しかいないです。』

『･･･ってーいうことは、これは翠星石のものってことですぅ。』

『どーです？』

『このくんくん探偵にも勝る洞察力を持つ翠星石を見直すがいいです。』












『･････････』




『････いいたいことはそれだけかしら？･･･翠星石。』







ひぃ!!






『まったく、よくまわる舌ね。』

『でも･･･いったい何をいってるのかしら？』

『くんくんより勝るだなんて･･･いったい何様のつもり？』

『大いなる間違いは、すぐに訂正しないといけないのだわ。』


『さぁ、くんくんに対して今すぐ謝罪なさいっ!!』





ガブッ!!



『あ”ぁーっ!!』











『･･･････････････』

『つまんないわね･･･結局、いつものオチじゃないの。』



『うん･･･いつものオチだね。』






『アラ･･･まるで他人事みたいじゃないの？』

『ねぇ、双子は一心同体なんでしょう？』


『じゃあ、双子の姉の不始末は妹の不始末なんだから、』

『貴女が代わりにやりなさいよ、蒼星石。』





『え･･･？』



『え”ぇーっ!?』









『･･････････････/////』



ｺﾎﾝ






『そ･･･それじゃあ･･･』









きゅんっ/*


『マスターお願い･･･』



『翠星石のこと･･･怒らないで。』

『僕が代わりに謝るから、その･･･ごめんなさい。』








そんな･･･蒼星石は悪くないのに･･･

でも･･･許す･･･蒼星石に免じて許しちゃいます･･･

その靴も二人にあげちゃいますよぉ///








にこっ⌒☆




『ありがとう、マスター///』








『････････････』



『蒼星石･･･本当に末恐ろしい子は貴女ね。』













『････････････』

『･･･紅薔薇お姉さま･････････』

『わざわざ、トカゲをお持ちにならなくても、』

『わたしがしてさしあげましたのに･･･』







：：：：：　追記　：：：：：

拍手、ありがとうございます☆

以下、コメントのお返事です♪

【生命の泉】

「Ｎのフールド」の入口ですよね　青い渦巻きは・・・

＞あれれ？　今気付かれたのですか？
別名、底なしの泥沼ともいいます＾＾


あれからがんばってキラキー何とかなってきました。

＞クリスタルツアー出発の日は、もう近いですﾈ♪


◆YJローゼンメイデンTALE35◆

はじめまして！また覗かせて頂くことがありますがよろしくお願いします(^O^)

＞こちらこそ･･･きらきに気付かれないよう、そぉ～っと覗いて下さいね。



強風注意報彡彡

風邪かなり辛そうですね！お大事にしてくださいね。

＞おかげさまで、今はピンピンしてます///
お気遣いありがとうございます。


素敵なドレスの銀様ですね。

＞真紅と取り合いになった、いわくつきのアリスドレスです(;^_^A　


ドレスがシースルーな生地のようですが・・・艶もあるみたいですね。

＞オーガンジーと薄手のガーゼ地による仕立てで、とても繊細でした///
取り合いになるのもわかるような･･･って、
元々は綺羅に買ってあげたドレスだったのですけど･･･ﾈ。


強風で信号待ち中に車が揺れて焦りましたよ(((;"`ﾟωﾟ)))

＞それは、とってもコワイかも･･･
北海道にいたとき、強風で隣の公園の大木が倒れたときには、
家ごと宙に浮くんじゃないかと、ﾄﾞｷﾄﾞｷしてました･･･


お日さまの恋しい月ﾃﾞｽﾈ…★

そ、それを言っちゃ実も蓋も無いですよwwwww

＞せめて蓋があれば、翠星石はアリスになれるのに･･･ﾈ( ´艸｀)


翠星石にとってはきらきーはカビと同じですか（笑）

＞少なくともキケンだとは、思ってるみたいです///
そのうちカビキラーでも振り回しそうで、
実際にキケンなのは翠星石の方だったりして･･･　(^▽^;)