〓サイクロンな掃除機〓

ＳＤの機内持ち込みが難しい･･･というより、
大きな箱の持ち込みが難しいということは、
たとえ蘭をお迎えしても、
会場からの発送か、カーゴ行きということになりますね。

･･････なんだか、あまり考えたくない事態です。

アフターまで、蘭については、棚上げしちゃおうと思います。


･･･となると･･･


【あひる】は、やっぱりアフター狙いなので、
今回は、初志貫徹で一般列参加でいこうと思います。










『マスター･･･///』

『やはり、わたしのために並んで下さるのですね♪』



『これも、憑依させて頂いた恩恵なのでしょうか・・・？』






･････････････憑依させて頂いた恩恵･･･って･･･(　 ﾟ ▽ ﾟ ;)　

･･････それは、違うと思います･･･　(^▽^;A　



























ゲシッ! ゲシッ!ゲシッ!



『ダメ人間、とっとと、起きるですっ!』

『どうして、そんな床で寝転がっているですか？』



『まったくぅ・・・起きてなくちゃ、お掃除ができねーです。』








あれ？？？・・・いつのまに寝ちゃったのでしょう？







『何を言っているですか？』

『さっさと、その惚けたアタマを前に突き出すです。』










ア　タ　マ　？　？　？


・・・・・・・・・・・・・どうして？(　 ﾟ ▽ ﾟ ;)　







『だ・か・ら、お掃除するです!･･･って、』

『さっきからいってるですっ!』



『このダイ○ンとかいう高性能な掃除機でしたら、』

『お前のアタマに巣食うウジ虫を吸い取ることができるかもです。』

『サイクロンパワー!!…ですっ』








まっ・・・待って・・・何を吸い取るって？

・・・ウジ虫？？？(＝◇＝;)　



そんなのアタマの中になんて、いるわけがない・・・じゃない・・・（-""-；)







『それが、いやがるんですよ・・・お里でジッとしてねー白いのが・・・』

『昔、こんな機械を使って、オバケを捕まえてた映画を見たです。』

『きっと、こいつなら、ヤツを捕まえることができるです。』







どこで、そんな映画を・・・？







『もぉー、うるさいです。』

『そんなの、どこだっていいじゃねーですか。』

『ほらっ、さっさと、その空っぽの棲み易そうなアタマを差し出すですっ!』







差し出すって・・・？



じゃあ、もしも居たとして・・・

つ・・・捕まえて・・・どうするの？　(-。－；)　








『決まってるじゃないですか、ヤツのカラダが戻ってくるまで、』

『悪さができねーように、ビン詰めにでもしとくです。』






ビン詰め・・・・・・って・・・　(ﾟｰﾟ;lll) 　

・・・・それも、なんだか可哀想な・・・



・・・・・・・“ホルマリン漬け”じゃあるまいし・・・　(ﾟ＿ﾟi)



だいたい、それ･･･もうゴミ詰まってるじゃない･･･

･･･それは、いくらなんでも、あんまりじゃ･･･






『つべこべいうなっ!・・・ですっ』

『ヤツがチラチラ動きやがると、翠星石たちが住みにくいのです。』





・・・・・・・アタマに？　(ﾟｰﾟ;lll) 　





『・・・・・・・・・・・・・・・・・#＃』



『・・・そのお馬鹿な腐ったノーミソも一緒に吸い取ってやるですぅ。』







『いくですっ!!』



カチッ






ギュイィーン!!





ツルッ・・・



『あっ・・・手が・・・』




ガタタタタタ










ブォオーッ・・・



『ちょっ･･･!!』

『すっ…吸われてるですーっ!!』



『だっ・・・ダメ人間!!』

『ボサッと見てねーで、は・・・早く、助けるです・・・』

『この暴れん坊を止めるですーっ!!』










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・立場が変われば、己が何をしようとしていたのかもわかるでしょ？　(-"-;A　



・・・・・・・・・・それに、

止めて下さい・・・でしょう？　(-。－；)　







『･･･････････』



『なに・・・勝ち誇ってるですか？』

『お前のそのノータリンのオツムが元凶だっていうのに、』

『全然、自覚が足りねーですぅ。』







・・・そんなこといってていいの？





『えっ？・・・』





ずずっ・・・



『ひぃーーっ』

『・・・もう・・・・脱げちゃうですーっ・・・』

『アリスになれなくなるですーっ!!』





仕方ないですね・・・　(-"-;A　












カチッ







止めましたよ・・・(｡・_・｡)











ほろり・・・



『・・・・・・・・・・・・・・・』

『怖かったですぅ・・・・・・』








翠星石・・・

それはきっと、雪華綺晶も同じだと、思うのですけど･･･(・・。)ゞ










『・・・・・・・・・・・・・・・』

『・・・・・・・・・・・・・・・』



『・・・・・・・・少しだけです・・・』







？？？








『・・・・白薔薇に伝えるです。』

『帰ってくるまでの少しの間だけ・・・』

『ダメ人間のアタマの隅を使わせてやるですぅ・・・///』






ふわっ・・・



『ありがとうございます・・・翠薔薇のお姉さま。』

『でも、わたしは、翠薔薇のお姉さまに憑り付いても良いのですけど・・・』








『わっわっわわわわわわ』

『いっ・・・いいから、ダメ人間のアタマを使うですっ。』







『そうですの・・・・・・・・・・』

『・・・残念ですわ・・・』