エコールという名の人形本

先日、大きな本屋さんに行って、前々から欲しいと思っていた
とある人形の写真集を買ってきました。　(*^.^*)





＊＊＊＊＊École（エコール）＊＊＊＊＊

映画『École（原題 Innocence）』とのコラボレーションで、
出演された子たちを模したドールたちの写真集だそうです。

この映画は、見たことがないのですけど、表紙の写真を見た時に
人形の切なそうな繊細な表情をを見ただけで、ドキッってしちゃって、
でも、やはり写真集だけあって、そこそこに高価だったのですね。(;^_^A

それに透明ビニルで覆われているので中身を確認することもできないので、
どうしても買うまでの勇気がでなくて、この本屋さんに来る度に、
いつも、手には取るのですけど、溜息をついて帰ってきてました。　(_ _。)

そして先日、村上春樹の1Ｑ84を買いに行った時に、
いつものごとく、この本が置いてある場所に行って、この本を手にとって・・・・

・・・・とうとう、手からはずせなくなってしまいました。　(●´ω｀●)ゞ　


・・・・・このへんが人形者として少し重症なのかも・・・・・　(^▽^lll)

人形の写真集って、少し怖いというか、排他的な感じがするものが多いのですけど、
この写真集は、恋月姫さまのように華やかで鮮やかな色合いはないですけど、
映画と同じ設定ということもあるのか、とても臨場感があって、
ロマンティックで憂愁な雰囲気が漂っています。☆彡

衣装の方も　Agnès b　（アニエス・ベー）なので、とてもお洒落なのです♪


恋月姫さまの写真集同様、かなりオススメです☆

もっと、こういったものが出版されれば、いいと思うんですけど・・・・ﾈ。　(*ﾟｰﾟ)ゞ







パラッ



『た・・・・たいしたことないですね・・・』

『こぉんなお子ちゃまなんて、翠星石の足元にも及ばねーですぅ。』

『だいたい、裸のまま“水遊び”だなんて、破廉恥ですー。』

『羞恥心ってもんにかけてやがるですっ。』





『翠星石・・・たしかに君のいうとおりだけど、』

『これ、映画のシーンと同じように撮っているらしいから、』

『きっと、これにも意味があるんだと僕は思うよ。』





『“裸の水遊び”・・・・に・・・意味？・・・ですか？』





『・・・・・・・・・・・・？？？？』




『“泥んこ遊び”でもしてやがったのです？』






クスクスクス ♪


『“泥んこ遊び”・・・だなんて♪・・・・・』

『貴女こそ、いつまでたっても、お子さまねぇ～、翠星石。』






『・・・・・・・・・・・・・・・・・・水銀燈？』



『なぁにしに来たですか・・・このビンボーカラス！ 』





むっ・・・



『別に貴女たちになんか用はないわ・・・』

『でも・・・なぁに？・・・・・二人して、そのカッコウ・・・・・・』

『前の服もかなり滑稽だったけど・・・今回は更に磨きが掛ったんじゃないのぉ？』

『どうしたの？・・・ｸｽｯ・・・お人形が学校にでも通うつもりぃ～？』

『フフフ・・・あら、ゴメ～ン・・・・貴女たちじゃ・・・まだ幼稚園でも早かったかしらぁ？』

『 “泥んこ遊び”だものねぇ～♪』

『お子ちゃまは、早くお外にでも遊びにいってらっしゃぁい♪』







『よ・・・幼稚園？・・・・・・ですぅ？？？』




『キィーッ！・・・本当に、ムカツク奴ですーっ！』





『やめなよ、翠星石・・・・君が、最初に彼女に酷いこというからだよ・・・』

『水銀燈、君もそんな喧嘩をするためにここに来たわけじゃないんでしょ？』

『はやく、その・・・用件をいったらどうなの。』




『・・・・・・・・ﾌﾝ、わたしは別にこのままアリスゲームを始めたって構わないわよ。』





『翠星石と戦うというのなら、悪いけど僕も一緒に君と戦わせて貰うよ・・・』

『２対１だけど・・・・・いいかな？』




『あいかわらず、狂おしいほどのお姉さん馬鹿なのねぇ、蒼星石。』

『冗談よ・・・今日は気分が乗らないし・・・・』

『・・・・・・・・・・・・・・・・・真紅いるぅ？』



『こっちよ、水銀燈。』

『貴女に少し相談したいことがあったのだわ。』



『あらぁ～、珍しいこともあるものねぇ。』

『貴女からわたしに相談なんて、どういう風の吹き廻しかしら？真紅。』



『いいから・・・向こうの部屋で話しましょ。』

『たまには貴女にお茶を入れて差しあげるのだわ。』




『いいわよ、別に・・・どーせ、まずいお茶を出す気でしょ？』



『あら？・・・わたしの入れるお茶はマエストロ級なのだわ♪』







『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』




『なにかヘンだ・・・・・』




『真紅と水銀燈が相談？』

『・・・・・・・・いったい、どうしたんだろう？』