人形たちとの写真日記を中心に、
スーパードルフィーやドルフィードリームに関わる内容などを まったりと書いていきたいと思っています♪ ★★★人形達の紹介★★★ ☆『SD』 名前 綺羅 フルチョイス 新F-05 SD13 ☆『SD』 名前 真紅 フルチョイス 新F-13 ホワイト ☆『SD』 名前 金糸雀 フルチョイス 新F-37 ☆『SD』 名前 紅雀 ドルパ14限定モデル(真紅) ☆『SD』 名前 胡桃 ドルパ16限定モデル(くるみ) ☆『SD』 名前 翠星石 ドルパ16限定モデル(くるみ) ☆『SD』 名前 水銀燈 ドルパ18限定モデル(水銀燈) ☆『SD』 名前 蒼星石 ドルパ20限定モデル(くるみ) ☆『SD』 名前 雫 天使降臨祭2008限定モデル(しずく) ☆『DD』 名前 フェミ ☆『DD』 名前 ことり ☆『DD』 名前 葉月 02ヘッドカスタム DDⅡ ※スーパードルフィー・ドルフィードリームは【創作造形(C)ボークス・造形村】(株)ボークスの登録商標です。
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前からのお話の続きです。
前編からお読みになりたい方は、こちらです。 (*^.^*)
『さてと・・・・・』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『あんた・・・この前、あたしを無視したでしょ?』
『?・・・そうだったかしら?』
『貴女・・・・・・お名前は?』
『大空寺・・・あゆ・・・よ。』
『別に助けてなんて言ってないから、お礼なんて言わないわよっ。』
『あら、わたしも助けたつもりなんてないから、お礼なんて構わないのだわ。』
『わたしは、真紅。』
『誇り高き薔薇乙女(ローゼンメイデン)の第5ドールよ。』
『・・・・・・真紅・・・そう・・・貴女が・・・』
『・・・・・・この馬鹿乙女たちの親玉ってわけね。』
『この間、わたしの話に割り込んできたのも、貴女だったのね。』
『・・・・・相変わらずいうことが下品ね・・・・』
『でも・・・・・・・そうではないわ。』
『わたしたちは、みんな一人の人形師ローゼンに創られたお人形・・・いわば姉妹よ。』
『あゆ・・・と、いったわね?それより、貴女・・・どうやってここに来たのかしら?』
『知らないわよ・・・そんなこと。』
『お人形になんて、答える義務なんてないでしょ。』
『・・・・貴女だって、お人形でしょう?』
『ばっ、バッカじゃないの、わたしはれっきとした人間だわ。』
『この体は、単なるわたしの端末・・・わかる?』
『庶民の考えを探るための・・・スパイ活動のための道具なのよ・・・』
『こんなこと、お父様が知ったら、ただじゃ済まないんだから・・・』
『この家に向かって、ミサイル一発、ひゅーんドカンよっ。』
『でも、それは、違う世界でのお話のこと・・・』
『この世界では、貴女はわたしたちと同じ小さなお人形なのだわ。』
『大空寺財閥なんて・・・・・存在しないもの。』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うそよ。』
『・・・・残念だけど、嘘ではないわ。』
『先日、わたしの下僕が貴女が出ているビデオを借りてきてたから、』
『貴女のことは、よく知っているつもりよ。』
『うそっ!! 』
『・・・・・・・・・うそ、うそ・・・・・そんなの嘘に決まってる・・・』
『この世界では・・・・・現実なのだわ。』
『貴女、さっき、わたしがこの前、貴女を無視したっていったでしょう?』
『あれは、わたしたち、薔薇乙女や人形たちの持っている気と』
『貴女の気が違ってたから、貴女のことを認識できなかっただけよ、きっと。』
『けっして、貴女のことを無視したわけじゃないのだわ。』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『ヘンな話だけど、うちの下僕が貴女を模した新しいそのお人形を組んでいるときに』
『どうやら貴女の・・・・そちらの計画とやらに何かが干渉しちゃって、』
『こちらでは本当だったら存在しない筈の貴女の気が入っちゃったみたいね。』
『あとさき考えないバカな下僕のかわりに、この真紅が謝っておくわ。』
『・・・・・・・・・・ああ』
『だから・・・・あの時・・・・・』
『あいつがわたしの・・・・・赤い目だの、白い髪だの・・・』
『・・・・精巧な端末が簡単に変えられるって、おかしいとは、思ったけど・・・・・』
『でも、問題は、これから、どうするか・・・よ。』
『このまま、お人形として、この世界に残るのか、』
『それとも、元の世界に帰りたいのか・・・』
『・・・・・貴女自身で決めなくちゃいけないのだわ。』
『帰る・・・?・・・・・・・帰れないの?』
『そんなの、スイッチ一つで帰れるんじゃないの?』
『ここは異なった世界だもの、その体にスイッチなんてないと思うわ。』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でも』
『そう・・・・・もしも、帰りたいというのなら・・・・』
『きっと、わたしの力で、元の世界に戻るのを後押ししてあげられるわ。』
『でも、一つだけ覚えておいて頂戴。』
『たとえ元の世界に戻ったとしても、』
『向こうの世界にある元々の貴女の気と一緒になってしまうのだから、』
『今の貴女は消えちゃうのかも知れない・・・・・わ。』
『・・・・・・・・そんな・・・・』
『じゃあ、わたしはいったいどうしたらいいの?』
『・・・・・・・・・こんな世界なんて大っ嫌いだけど・・・・・』
『消えちゃう・・・・だなんて・・・・・・・・・嫌・・・・・・・・』
『嫌よっ! 』
『・・・ごめんなさい・・・・・あくまで、理論的な話よ。』
『きちんと元の気と融合できるなんて、わたしは言えないもの・・・・』
『だから・・・わたしたちのように、』
『このまま、お人形として、ずっと居続けてもいいのよ。』
『・・・・・・・・・・・どうするの?』
『・・・・今すぐに答えないとダメ・・・なの?』
『早いことに越したことはないわ。』
『時間が経てば経つほど・・・・』
『貴女と、向こうの世界の貴女とに違いが生じてしまうから。』
『・・・・・・・・・・・・・・・』
『名前・・・・・・・・・・・・・・真紅・・・だったっけ?』
『・・・・・・・・・・・・・・・貴女なら、どっちを選ぶの?』
『わたしは貴女ではないから、参考にならないかも知れないけれど・・・』
『わたしたち薔薇乙女の夢は、人間として志高の少女・・・アリスになることよ。』
『・・・・・たとえ、それが可能性がどんなに低くても・・・・』
『どういうカタチであれ・・・・ヒトになることができるのだもの・・・』
『わたしなら・・・・・・・・行くわ。』
『ヒトになって・・・至高の少女、アリスになって、お父さまに逢いたいわ。』
『真紅・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『わ・・・・悪かったわ・・・・辛いことを聞いちゃったみたいね。』
『でも・・・答えてくれて・・・・・・・・・・・嬉しかったわ・・・・・』
『おかげで、勇気がでた・・・・かも・・・』
『そうね・・・貴女の言うとおりだと、わたしも思う・・・・・』
『少しでも可能性があるなら、やらないよりやった方がマシよね。』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・決めたわ。』
『わたしも帰ってみる・・・・・・』
『だから・・・・その・・・・手伝ってよね。』
『いい?・・・・・わたしをちゃんと、元の世界に責任持って、戻しなさいよ。』
『・・・・・・そうね・・・・・良い選択だと思うわ。』
『ずっと、この場に立ち止まっていても、』
『きっと貴女の満足のいく結果なんて生まれないもの。』
『それじゃ、いくわよ。』
『・・・・・・うん。』
『さよなら、真紅・・・・・・』
『とっ・・・とりあえず、お礼は言っておくわ。』
『あっ・・・あ・・・あ・・・』
『・・・・・・・・・・・・・無理しなくても・・・いいわ。』
『わたしだって、ちゃんと、お礼くらい言えるわよっ!』
『わたしが、お礼いうのって、滅多にないんだから・・・・』
『その・・・光栄に思いなさいよねっ。』
『あ・・・あり・・・・・・・が・・・・・とう。』
『・・・・・・・なんだか、最後の方がしりつぼみで聞こえなかったですぅ。』
かぁ~っ////
『茶化さないの・・・・翠星石。』
『・・・・・・・・・・・・でも、真紅にしか、そいつ、お礼いってないですぅ・・・』
『納得できないですぅ・・・・』
『あんたたちにも・・・・・・・今から言おうと思ってたとこよ・・・』
『そっ・・・そうですか・・・・・・あっ、いや・・・べっ、別に・・・・』
『いまさら、謝って貰ったって、許してやるとは限らねーですけど・・・・』
『お前が謝りたいのなら、とめやしねーです。』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『ねぇ、貴女って・・・・・そうとう性格が捻くれてるんじゃない?』
『そういうの・・・・直した方がいいわよ。』
ムカッ
『・・・・・・・お前にそんなことを言われたくはねーです。』
『ちったー、いいところもあるかと思ったのが間違いだったみてーです。』
『お前なんて、今後ぜってー口をきいてやらないですっ!』
『悪かったわね・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・でも、もうきっと、これが最後だと思うから、安心しなさい。』
『・・・・・・・・・・翠星石・・・だったかしら?』
『それに、蒼星石に、金糸雀に・・・・・オバ・・・・・・クスッ・・・・・・水銀燈。』
『覚えておきなさい・・・・・・・・・・・・・・オバさんって今度言ったら、最後よ。』
『フフフ・・・・・・・・・・・覚えてたらね♪』
『あと、みんなに最後に言っとかなきゃ・・・・ね。』
『お礼もそうだけど、わたしが庶民なんかに絶対に謝罪なんてしないんだから、』
『貴女たち・・・ありがたく聞きなさいよね。』
『ご・・・・ごっ・・・・・ごめんな・・・・・・・・・・・・・』
キラキラキラキラ
『・・・・・・・・・・・・・・・・行ったわ・・・』
『あっ・・・・謝る前にトンヅラしやがったですー。』
『こいつ・・・・・動かなくなったです。』
『真紅、ほんとにアイツはあっちの世界っていうのに行っちゃったのですか?』
『・・・・そうね・・・・・・・行っちゃったわ。』
『さよなら・・・・・あゆ・・・・』
『今度、もし会うことがあったら、人と人形の違いって、ぜひ聞いてみたいわね♪』
『くっだらない茶番だったわねぇ・・・いちいち話を合わせてあげちゃったりして。』
『真紅・・・貴女、最初から送り返す気だったんでしょ?』
『まるで、台風のようにわたしたちを掻き乱すだけ乱しちゃって、』
『あんな子、とっとと送り返しちゃえば良かったのに。』
『おせっかいやきも、ここまでくると、天然記念物ものだわ。』
『僕は、そうは思わないよ、水銀燈。』
『きっと、あの子も自分を受けられなくてきっと悩んでいたんだと思う。』
『真紅・・・君はほんとに僕たちの自慢できる姉妹だよ。』
『・・・・・・蒼星石♪』
『自慢できるなんて・・・わたしは、当然のことをしたまでよ。』
『あーあ、また真紅をおだてちゃってぇ~、不愉快だわぁ。』
『水銀燈おねえさま・・・それはいっちゃ“めっ”なのっ!』
『う・・・・・』
『雫・・・貴女、いたの?』
『うん・・・・ずっと、おねえさまの傍にいたよ♪』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・じっ、じゃあ、帰るわよ。』
『もう今日は、疲れちゃったし・・・気分ものらないもの。』
『それじゃ、お話もうまくまとまったってことで、』
『カナがお祝いの曲でも弾いてあげるかしらー♪』
『えーっ!! 』
『・・・・・なっ・・・何?・・・・“えーっ”だなんて、失礼しちゃうかしら。』
『クスッ・・・金糸雀、構わなくてよ♪』
『貴女の曲・・・久しぶりに聴いてみたいわ♪』
『じっ、じゃあ弾くかしらー♪』
ギギギギギー
キィーキィーギー
『し・・・・真紅ぅ~・・・・・お願い・・・・ヤメせてよぉ~・・・・ですぅ・・・・』
『ふふふふふふ♪』
ピクッ
(う・・・五月蝿い・・・・・・・・)
ギャンギャンギャンギィー♪
『うがーーっ』
グイッ!
『五月蝿い!!っていってんでしょ!! 』
『あんたの音のせいで引き戻されちゃったじゃないっ! 』
『???・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『おっ・・・おかえりなさい・・・かしら~・・・アセッ』
『(-""-;)・・・・・・・・・・・・・・・・・台風が再上陸したですぅ。』
前編からお読みになりたい方は、こちらです。 (*^.^*)
『さてと・・・・・』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『あんた・・・この前、あたしを無視したでしょ?』
『?・・・そうだったかしら?』
『貴女・・・・・・お名前は?』
『大空寺・・・あゆ・・・よ。』
『別に助けてなんて言ってないから、お礼なんて言わないわよっ。』
『あら、わたしも助けたつもりなんてないから、お礼なんて構わないのだわ。』
『わたしは、真紅。』
『誇り高き薔薇乙女(ローゼンメイデン)の第5ドールよ。』
『・・・・・・真紅・・・そう・・・貴女が・・・』
『・・・・・・この馬鹿乙女たちの親玉ってわけね。』
『この間、わたしの話に割り込んできたのも、貴女だったのね。』
『・・・・・相変わらずいうことが下品ね・・・・』
『でも・・・・・・・そうではないわ。』
『わたしたちは、みんな一人の人形師ローゼンに創られたお人形・・・いわば姉妹よ。』
『あゆ・・・と、いったわね?それより、貴女・・・どうやってここに来たのかしら?』
『知らないわよ・・・そんなこと。』
『お人形になんて、答える義務なんてないでしょ。』
『・・・・貴女だって、お人形でしょう?』
『ばっ、バッカじゃないの、わたしはれっきとした人間だわ。』
『この体は、単なるわたしの端末・・・わかる?』
『庶民の考えを探るための・・・スパイ活動のための道具なのよ・・・』
『こんなこと、お父様が知ったら、ただじゃ済まないんだから・・・』
『この家に向かって、ミサイル一発、ひゅーんドカンよっ。』
『でも、それは、違う世界でのお話のこと・・・』
『この世界では、貴女はわたしたちと同じ小さなお人形なのだわ。』
『大空寺財閥なんて・・・・・存在しないもの。』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うそよ。』
『・・・・残念だけど、嘘ではないわ。』
『先日、わたしの下僕が貴女が出ているビデオを借りてきてたから、』
『貴女のことは、よく知っているつもりよ。』
『うそっ!! 』
『・・・・・・・・・うそ、うそ・・・・・そんなの嘘に決まってる・・・』
『この世界では・・・・・現実なのだわ。』
『貴女、さっき、わたしがこの前、貴女を無視したっていったでしょう?』
『あれは、わたしたち、薔薇乙女や人形たちの持っている気と』
『貴女の気が違ってたから、貴女のことを認識できなかっただけよ、きっと。』
『けっして、貴女のことを無視したわけじゃないのだわ。』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『ヘンな話だけど、うちの下僕が貴女を模した新しいそのお人形を組んでいるときに』
『どうやら貴女の・・・・そちらの計画とやらに何かが干渉しちゃって、』
『こちらでは本当だったら存在しない筈の貴女の気が入っちゃったみたいね。』
『あとさき考えないバカな下僕のかわりに、この真紅が謝っておくわ。』
『・・・・・・・・・・ああ』
『だから・・・・あの時・・・・・』
『あいつがわたしの・・・・・赤い目だの、白い髪だの・・・』
『・・・・精巧な端末が簡単に変えられるって、おかしいとは、思ったけど・・・・・』
『でも、問題は、これから、どうするか・・・よ。』
『このまま、お人形として、この世界に残るのか、』
『それとも、元の世界に帰りたいのか・・・』
『・・・・・貴女自身で決めなくちゃいけないのだわ。』
『帰る・・・?・・・・・・・帰れないの?』
『そんなの、スイッチ一つで帰れるんじゃないの?』
『ここは異なった世界だもの、その体にスイッチなんてないと思うわ。』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でも』
『そう・・・・・もしも、帰りたいというのなら・・・・』
『きっと、わたしの力で、元の世界に戻るのを後押ししてあげられるわ。』
『でも、一つだけ覚えておいて頂戴。』
『たとえ元の世界に戻ったとしても、』
『向こうの世界にある元々の貴女の気と一緒になってしまうのだから、』
『今の貴女は消えちゃうのかも知れない・・・・・わ。』
『・・・・・・・・そんな・・・・』
『じゃあ、わたしはいったいどうしたらいいの?』
『・・・・・・・・・こんな世界なんて大っ嫌いだけど・・・・・』
『消えちゃう・・・・だなんて・・・・・・・・・嫌・・・・・・・・』
『嫌よっ! 』
『・・・ごめんなさい・・・・・あくまで、理論的な話よ。』
『きちんと元の気と融合できるなんて、わたしは言えないもの・・・・』
『だから・・・わたしたちのように、』
『このまま、お人形として、ずっと居続けてもいいのよ。』
『・・・・・・・・・・・どうするの?』
『・・・・今すぐに答えないとダメ・・・なの?』
『早いことに越したことはないわ。』
『時間が経てば経つほど・・・・』
『貴女と、向こうの世界の貴女とに違いが生じてしまうから。』
『・・・・・・・・・・・・・・・』
『名前・・・・・・・・・・・・・・真紅・・・だったっけ?』
『・・・・・・・・・・・・・・・貴女なら、どっちを選ぶの?』
『わたしは貴女ではないから、参考にならないかも知れないけれど・・・』
『わたしたち薔薇乙女の夢は、人間として志高の少女・・・アリスになることよ。』
『・・・・・たとえ、それが可能性がどんなに低くても・・・・』
『どういうカタチであれ・・・・ヒトになることができるのだもの・・・』
『わたしなら・・・・・・・・行くわ。』
『ヒトになって・・・至高の少女、アリスになって、お父さまに逢いたいわ。』
『真紅・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『わ・・・・悪かったわ・・・・辛いことを聞いちゃったみたいね。』
『でも・・・答えてくれて・・・・・・・・・・・嬉しかったわ・・・・・』
『おかげで、勇気がでた・・・・かも・・・』
『そうね・・・貴女の言うとおりだと、わたしも思う・・・・・』
『少しでも可能性があるなら、やらないよりやった方がマシよね。』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・決めたわ。』
『わたしも帰ってみる・・・・・・』
『だから・・・・その・・・・手伝ってよね。』
『いい?・・・・・わたしをちゃんと、元の世界に責任持って、戻しなさいよ。』
『・・・・・・そうね・・・・・良い選択だと思うわ。』
『ずっと、この場に立ち止まっていても、』
『きっと貴女の満足のいく結果なんて生まれないもの。』
『それじゃ、いくわよ。』
『・・・・・・うん。』
『さよなら、真紅・・・・・・』
『とっ・・・とりあえず、お礼は言っておくわ。』
『あっ・・・あ・・・あ・・・』
『・・・・・・・・・・・・・無理しなくても・・・いいわ。』
『わたしだって、ちゃんと、お礼くらい言えるわよっ!』
『わたしが、お礼いうのって、滅多にないんだから・・・・』
『その・・・光栄に思いなさいよねっ。』
『あ・・・あり・・・・・・・が・・・・・とう。』
『・・・・・・・なんだか、最後の方がしりつぼみで聞こえなかったですぅ。』
かぁ~っ////
『茶化さないの・・・・翠星石。』
『・・・・・・・・・・・・でも、真紅にしか、そいつ、お礼いってないですぅ・・・』
『納得できないですぅ・・・・』
『あんたたちにも・・・・・・・今から言おうと思ってたとこよ・・・』
『そっ・・・そうですか・・・・・・あっ、いや・・・べっ、別に・・・・』
『いまさら、謝って貰ったって、許してやるとは限らねーですけど・・・・』
『お前が謝りたいのなら、とめやしねーです。』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『ねぇ、貴女って・・・・・そうとう性格が捻くれてるんじゃない?』
『そういうの・・・・直した方がいいわよ。』
ムカッ
『・・・・・・・お前にそんなことを言われたくはねーです。』
『ちったー、いいところもあるかと思ったのが間違いだったみてーです。』
『お前なんて、今後ぜってー口をきいてやらないですっ!』
『悪かったわね・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・でも、もうきっと、これが最後だと思うから、安心しなさい。』
『・・・・・・・・・・翠星石・・・だったかしら?』
『それに、蒼星石に、金糸雀に・・・・・オバ・・・・・・クスッ・・・・・・水銀燈。』
『覚えておきなさい・・・・・・・・・・・・・・オバさんって今度言ったら、最後よ。』
『フフフ・・・・・・・・・・・覚えてたらね♪』
『あと、みんなに最後に言っとかなきゃ・・・・ね。』
『お礼もそうだけど、わたしが庶民なんかに絶対に謝罪なんてしないんだから、』
『貴女たち・・・ありがたく聞きなさいよね。』
『ご・・・・ごっ・・・・・ごめんな・・・・・・・・・・・・・』
キラキラキラキラ
『・・・・・・・・・・・・・・・・行ったわ・・・』
『あっ・・・・謝る前にトンヅラしやがったですー。』
『こいつ・・・・・動かなくなったです。』
『真紅、ほんとにアイツはあっちの世界っていうのに行っちゃったのですか?』
『・・・・そうね・・・・・・・行っちゃったわ。』
『さよなら・・・・・あゆ・・・・』
『今度、もし会うことがあったら、人と人形の違いって、ぜひ聞いてみたいわね♪』
『くっだらない茶番だったわねぇ・・・いちいち話を合わせてあげちゃったりして。』
『真紅・・・貴女、最初から送り返す気だったんでしょ?』
『まるで、台風のようにわたしたちを掻き乱すだけ乱しちゃって、』
『あんな子、とっとと送り返しちゃえば良かったのに。』
『おせっかいやきも、ここまでくると、天然記念物ものだわ。』
『僕は、そうは思わないよ、水銀燈。』
『きっと、あの子も自分を受けられなくてきっと悩んでいたんだと思う。』
『真紅・・・君はほんとに僕たちの自慢できる姉妹だよ。』
『・・・・・・蒼星石♪』
『自慢できるなんて・・・わたしは、当然のことをしたまでよ。』
『あーあ、また真紅をおだてちゃってぇ~、不愉快だわぁ。』
『水銀燈おねえさま・・・それはいっちゃ“めっ”なのっ!』
『う・・・・・』
『雫・・・貴女、いたの?』
『うん・・・・ずっと、おねえさまの傍にいたよ♪』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・じっ、じゃあ、帰るわよ。』
『もう今日は、疲れちゃったし・・・気分ものらないもの。』
『それじゃ、お話もうまくまとまったってことで、』
『カナがお祝いの曲でも弾いてあげるかしらー♪』
『えーっ!! 』
『・・・・・なっ・・・何?・・・・“えーっ”だなんて、失礼しちゃうかしら。』
『クスッ・・・金糸雀、構わなくてよ♪』
『貴女の曲・・・久しぶりに聴いてみたいわ♪』
『じっ、じゃあ弾くかしらー♪』
ギギギギギー
キィーキィーギー
『し・・・・真紅ぅ~・・・・・お願い・・・・ヤメせてよぉ~・・・・ですぅ・・・・』
『ふふふふふふ♪』
ピクッ
(う・・・五月蝿い・・・・・・・・)
ギャンギャンギャンギィー♪
『うがーーっ』
グイッ!
『五月蝿い!!っていってんでしょ!! 』
『あんたの音のせいで引き戻されちゃったじゃないっ! 』
『???・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
『おっ・・・おかえりなさい・・・かしら~・・・アセッ』
『(-""-;)・・・・・・・・・・・・・・・・・台風が再上陸したですぅ。』
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はうぅぅぅ・・・
こんにちは~☆ミ
途中で感動のエンド!?とか思ったのですが・・・
なんか落ちがありましたね。
結局この世界の残っちゃったのですね><
「うがーっ!
猫のうんこ踏めっ!!」
・・・なるべくご近所様に聞こえない音量でお願いしますね、お嬢様><
途中で感動のエンド!?とか思ったのですが・・・
なんか落ちがありましたね。
結局この世界の残っちゃったのですね><
「うがーっ!
猫のうんこ踏めっ!!」
・・・なるべくご近所様に聞こえない音量でお願いしますね、お嬢様><
萩野目さま
コメントありがとうございます。
久しぶりの総出演です (〃∇〃)
あゆは、もう一度、真紅に送って貰い、無事に帰っていきました・・・
台風が過ぎていき、わが家もようやく落ち着きを取り戻しつつあります(;^_^A
久しぶりの総出演です (〃∇〃)
あゆは、もう一度、真紅に送って貰い、無事に帰っていきました・・・
台風が過ぎていき、わが家もようやく落ち着きを取り戻しつつあります(;^_^A
maoさま
コメントありがとうございます。
の・・・残らないですよ(;^_^A
ことあるごとに、あんなセリフをはかれては、
さすがに面倒見切れないです・・・ (_ _。)
真紅が無事に送り帰してくれました。 (*^.^*)
台風なので・・・たま~に、発生するかもしれませんけど・・・(;^_^A
の・・・残らないですよ(;^_^A
ことあるごとに、あんなセリフをはかれては、
さすがに面倒見切れないです・・・ (_ _。)
真紅が無事に送り帰してくれました。 (*^.^*)
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