＊＊＊蒼星石の鋏＊＊＊

東京で会議があったので、また出張してきました。

少しだけ時間をつくって、アキバとかを少しぶらり・・・・

コトブキヤやアゾンやボークスをちらちらと見て、帰ってきました。


いくつか面白いものはあったのですけど、
今回はあまりお金も持っていかなかったので、ふたつだけ・・・・(;^_^A


ひとつは、紅雀のドレス・・・・
いつまでも、真紅のドレスを着てると、真紅が怒りそうな気がして、
ゴシックなヴィクトリカ風なのがあったので、
思わず衝動買いしてきちゃいました。　(〃∇〃)　





もう、ひょっとして改名しちゃった方がいいんじゃ？って感が強くなってます。(;^_^A



ふたつめは、蒼星石の鋏





やっぱり、あるべきものがあると、なんだかホッとします。
今まで、ず～っとどうしようと思っていたので・・・・・・



・・・・でも、これって・・・・お姉さん大好き、蒼星石に鋏なんかを渡したら・・・・
ナントカにハサミ・・・じゃないんですけど、
これから、翠星石とのあいだに何かある度に、鋏が登場してきて、
こっちの身が危なくなったってことじゃ・・・・　(￣▽￣|||


チョキチョキされないように気をつけなきゃ・・・・・・(;^_^A









『水銀燈、見つけたですーっ！ 』



『あ～ら、お揃いの双子さんたち、遅かったわねぇ♪』

『？？？・・・・真紅は、一緒じゃないのぉ？』



『真紅たちももうじき来るさ・・・・・・』

『水銀燈、大人しくそのアリスのドレスを返すんだ。』



『・・・・・・・・・何一人前なセリフを吐いてるの・・・・蒼星石。』

『忘れたの？・・・貴女は、わたしに借りがあるのよぉ～。』



『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『あ・・・それは・・・・・・・その・・・・・・・・・・・』




『えっ・・・・・・・ちょっ・・・・・蒼星石ぃ～。』

『簸るんじゃダメですーっ！』

『ヤツは猛々しい盗人ヤローですぅ～。』



『？？？？・・・・そ・・・そうだよね？』

『・・・・・・・・・・水銀燈、今だったら、そのドレスさえ返してくれたら、』

『ボクたちは君に手を出さないって誓ってもいい。』

『じゃないと、少し痛い目に会うことになるよ。』

『君も、僕たち薔薇乙女４人とでは、分が悪すぎると思うし・・・・・』




『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』




『呆れた・・・・・・何をいいだすかと思ったら、お馬鹿さんねぇ・・・蒼星石。』

『やってみなきゃ、分かんないでしょう・・・・・そんなこと。』

『だいたい、今は泣き虫の姉と二人しかいないじゃないのぉ。』

『真紅がいない貴女たちなんて・・・・相手にもならないわぁ～。』







『相手になるかならないか・・・・』





『それこそ分からないことだと思うけど？・・・水銀燈。』

『君がそこまでいうのなら、本当にやってみるかい？』







ジリッ・・・



『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・望むところだわぁ～♪』








『待ちなさいっ！！ 』



はぁはぁはぁはぁ

（なんだか、今回のお話・・・・ものすごく疲れるのだわ・・・）






『真紅ぅ～、速過ぎるかしら～、もう少しゆっくり・・・・・・・』



『早く来なさい、金糸雀。』

『貴女がそんなものを着てるから遅いのでしょう？』


『・・・・・・・・自業自得っていうものだわ。』





『・・・・そんなこといったって・・・・』

ちらっ


（・・・・・・・・って、い・・・いきなり修羅場なのかしら？）