◇異国迷路のクロワーゼ ２巻◇

ようやく、でたので買ってきました♪





・・・にしても、１巻が出たのが２００７年１２月。

２巻が出たのが２００９年６月・・・・・・・１冊出るのに・・・・・・１年半・・・・・・


月刊誌ならではとはいえ・・・・・首がとても伸びちゃいますね。




・・・・・そういえば、ＹＪは週刊誌ですけど、
ローゼンメイデンは、月刊といった方がいいんですよね？

･・・・・・・・・・・・・・・・ということは、やっぱり、同じペースなんでしょう。



・・・・・ちょこっと切ないですね。








はぁはぁはぁはぁ・・・


（逃げ足は、いつもはやいのだわ、あの泥棒猫・・・）



『・・・・・・・・・？？？』

『真紅、なにやってるですか？』



『えっ？』



『いや・・・べっ・・・別にたいしたことじゃないのだわ。』



『・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『真紅・・・・・水銀燈に逃げられちゃったの？』



『蒼・・・・！？』

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ええ・・・・』



『？？？・・・・なにがあったのですか？』



『翠星石・・・・この前、君が眠っている間に水銀燈が来たんだよ。』

『それで・・・・・・アリスのドレスを持ち逃げしちゃったんだ。』



『あ・・・・ありすのどれす？・・・・なんですか？』

『至高の少女であるアリスのコスプレ？・・・・・です？』



『僕もよくわかんないんだけど・・・・・』








『これだわ・・・ 』



おおぉ～！



『これが・・・・・・・アリスのドレス・・・・・・』

『・・・・・・・・・翠星石にとても似合いそうなドレスですー♪』



『・・・・・・・・・・ちょっと、待ちなさい、翠星石。』

『これは、人間が綺羅っていう子にあげるつもりで買ったドレスなのだわ。』



『・・・・・・・・・・でも、今は水銀燈が持ってるです。』

『取り返したときに、少しくらい着てもバチは当たらねーですよ。』




『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でも・・・・・』




『そうだよ、真紅・・・・・・・僕も、その服・・・・・・』

『ほんの少しだけ、着てみたい・・・・・かも？』




『そ・・・・そうね・・・・・・・・ほんの少しくらいなら・・・・・』

『頼みを聞いてもらっても良さそう・・・・だわ。』

『取り返したご褒美としては当然だわね。』



『フフ・・・真紅もそのつもりだったですー？』



『ばっ・・・馬鹿なことは、いわないで欲しいのだわっ！』

『わたしは・・・別に、あのドレスがないと人間が困ると思って・・・・』



『じゃあ、真紅は除外ってことで♪・・・・』



『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・着ないとは言ってないわ。』

『もちろんわたしにも権利があるのだもの・・・・・・』



ぷいっ


まっかぁ～///



『ぷっ・・・最初からそういえばいいのに～』

『相変わらず素直じゃないよね、真紅。』




『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・蒼星石』






『？・・・・・・・・・なんだい？』






『そういえば貴女、その格好のまま、水銀燈を捕まえに行くつもりなの？』



・・・・・



『うっ・・・・・・・・ 』











うるうる


『ねえ・・・・翠星石ぃ～・・・・・・・・』






くすっ


『それも、特訓のうちかもしれねーです。』

『でも、これじゃ、すぐに肌蹴てエロエロ薔薇乙女で失格ですねぇ～。』

『これで、一名脱落決定☆・・・ですぅ♪』





『待ってよ、そんなのズルじゃないかぁ～・・・・・・・・・』









くすくすっ


『うそですよぉ～（苦笑）』

『翠星石が蒼星石にそんな酷いことするわけねーですー。』

『さっき、新しいドレスが届いたって聞いたです♪』

『お揃いを着て、一緒にさっさと水銀燈を捕まえるですぅ☆』






（・・・・・・新しいドレス？・・・・）