☆鏡の中の双子☆

鏡に映った翠星石って、ちょうど瞳の色が反転されて・・・・




前のお話の少し前のお話です。　(*^.^*)　



『ふふふ・・・早く逢えるといいですね。蒼星石♪』


ギクッ！！



『なっ・・・・蒼・・・・・・？・・・・・・翠星石？』

『いったい、その帽子・・・・？』

『・・・・・・・・・・・クスっ、悪趣味な遊びをしてるのねぇ。』

『とうとう貴女もジャンクになってイカレチャッタのかしらぁ？』



『なっ・・・なんて・・・・お前になんか言われたくないですーっ！！』



『・・・・・・・・・・・・・ふんっ。』

『でも、まぁ今日のところはこの帽子に免じて許してやるですぅ。』



『・・・・・・・・・・・・・・・その帽子・・・・蒼星石の・・・・・よね？』





『そのとおりです♪』

『ほんとはお前（水銀燈）になんか話したくはないですが・・・』

『内緒にするならお前にも教えてやらんこともないです♪』



『人間のヤツ・・・・・・・翠星石のためにって、』

『内緒のつもりで、こそこそ蒼星石を迎え入れる準備を始めてるです☆』

『この帽子は、人間がいつも使ってる引き出しの中に入っていたですぅ♪』

『“動かぬ証拠”っていうやつです☆』



『あっ、そう・・・・・・』



『でも、翠星石は、知らないふりして待っててやることにしたです。』

『もうじき、蒼星石に逢うことができるです。』

『とっても、楽しみですー♪』

『いいですか？・・・・・くれぐれもこのことは内緒にしておくですよ。』



『・・・・・・・・・・・・・わたしに約束なんてさせるつもり？』

『ホント・・・めでたい子・・・・・・』

『わたしはバカな子に付き合ってるヒマなんてないわ。』

『それに・・・・・・・・』



『むっ・・・・・それに・・・・・・・・なんです？』



『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんでもないわよ。』

『馬鹿なイカれちゃった翠星石ちゃん♪』



『・・・・・・・・もう、はやくあっちへ行っちまえですぅ。』



『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』






：：：：：追記：：：：：


お話の中の写真では見辛かったと思いますので、
翠星石の鏡に反射した蒼星石なりきりアップです♪





バブーシュカくらい取って、帽子を被ればいいのに・・・・　(￣ー￣；